田んぼで「ぶどう」を栽培してみる(2) ~圃場整備~

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稲刈りが終わった田んぼには稲の切り株が残ります。
これらを草刈機で刈り取っていきます。
根元から土と一緒に刈り取るようにして作業を行いました。
地面が柔らかいため、作業はスムーズに進みました。

切り株があった圃場は歩きにくかったですが、切り株を取り除くことで、格段に歩きやすくなりました。


切り株を刈り取っていたら、いつ終わるのか見当がつかなくなったので、先にぶどう畑にする予定の場所を確認することにしました。

メジャーで長さを測定し、四隅に「イボ付きの支柱」を打ち込みます。
この圃場は、幅が32.5メートル、奥行きが20メートルです。
角度はピタゴラスの定理(三平方の定理)を用いて、3:4:5をとり90度にしました。



圃場には藁のくずがたくさん落ちています。
これを集めて、歩きやすく水はけの良い地面に改善していきます。

ぶどうを育てる圃場の一部で水はけが悪いため、暗渠を設置することにしました。
水はけの悪いぬかるんだ場所から明渠までの距離は約10メートルです。

調査の結果、暗渠排水には暗渠パイプの使用や砂利の充填など、多様な方法があることがわかりました。
小林農房では、安価で簡単な籾殻を利用した「籾殻暗渠」による排水を採用しました!!
籾殻を使用すれば、万が一トラクター跳ねてしまった場合でも問題はないと考えています。
やり方は簡単!

  1. 穴を掘る
  2. 防草シートを敷く
  3. 籾殻を詰める
  4. 防草シートで籾殻をくるむ
  5. 土をかけて埋める

籾殻暗渠の設置後、1〜2週間で効果が現れ、地面が乾燥して歩きやすくなりました。


ユンボのブレードを使用して整地を行います。
田んぼで切られた溝を埋め戻し、高い部分を削り取りながら、できるだけ水平な状態に整えていきます。

最初に前進して土を動かし平らにします。
その後、ブレードを地面に押し付けながら後退し、キャタピラの跡をなくします。

もし鍬やトンボだけでこの作業を手作業で行っていたら、膨大な時間がかかっていたでしょう。
しかし、ユンボを使用できたおかげで、作業を迅速かつパワフルに進めることができました!!

これで、圃場の整備が終わりました!!
頑張って整地をしたので、達成感があります!
次はいよいよぶどうの棚に着手していきます!!
お楽しみに!!

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