いよいよ12月も後半に入り,年末の慌ただしさを感じる季節になってきましたね。
ワールドカップではメッシ率いるアルゼンチンがフランスに勝利し,優勝しました!
寒さもどんどん厳しくなり,お家に居る時間も増えてきている人もいるのではないでしょうか?
そんなお家時間を活用して,小林農房で作っているのが・・・
「自家製塩麹(しおこうじ)作り」です!
塩麴ってなに?
どうやって作るの?
作った塩麴ってどうするの?
今回は,そんなことが浮かんだみなさんに,少しでも役立つ情報を発信していきたいと思います。
塩麴とは
塩麹は,「米麹」と「塩」と「水」だけでつくる発酵調味料です。
塩や醤油の代わりに,調味料として料理に使うことができます。
肉・魚・野菜の旨味を引き出したり,つけだれやソースとして使用できたりと、調理の様々な場面で活躍してくれる万能調味料です。
塩麴の作り方
塩麴の作り方はとっても簡単です。
材料さえあれば,誰でもあっという間に仕込むことができます!
では,さっそく仕込んでいきましょう!
材料
●乾燥麹・・・170g
●塩(天然塩)・・・60g
●水(ミネラルウォーター)・・・230㏄
比率としては,麹3:塩1:水4が適当です。
「麹」は,「自家製米麹」を使っていますが,Amazonや楽天市場やスーパーなどで簡単に手に入る「乾燥麹」でも同じように作ることができます。
さらに,塩やミネラルウォーターにこだわることで,味や風味に変化が生まれ「オリジナルの塩麹」が完成します!
ぜひ色々試してみてください♪
小林農房では,「カンホアの塩」を使っています。
塩麴づくりの手順
①麹と塩を混ぜ合わせる
②水を加え,よく混ぜ合わせる
③密閉できる容器に入れ,常温で10日間保存
密閉してから使用するまでの10日間は,毎日1回かき混ぜる。
保存は冷蔵庫を使えばOK。
どうですか?
とっても簡単でしょ?
●熟成2日目の様子
●熟成1週目の様子
塩麴を使った料理
豚肉の塩麴焼き
塩麴で漬け込んだお肉は,柔らかくなり旨味が増します。
お肉の厚さと漬け込む時間によって,味の染み込み具合が変わってくるので,注意が必要です。
普通の薄切りで30分程度,厚めのバラ肉でも1時間程度でしっかりと塩味と旨味が染み込みます。
焼く前に余分な塩麴を落としてから焼くことをおすすめします。麹は焦げやすいので注意が必要です。
これがめちゃくちゃ美味しいんです!!我が家の大人気メニューのひとつです!
塩麴の唐揚げ
豚肉以外にも,鶏肉とも相性抜群なのが塩麴!
鶏もも肉に塩麹,生姜,にんにく,醤油,酒を揉み込んで,20分冷蔵庫で寝かせます。
あとは,塩麴をふき取ってあげて,それをいつもの唐揚げをあげる要領で調理すれば,激うま!塩麹の唐揚げの完成です。
塩麹の唐揚げは通常のからあげより,ジューシーで旨味たっぷりに仕上がります!
こちらもおすすめレシピです。
塩麴の効果
塩麴は美味しいだけではありません。体にもいいことがいっぱいです!
美味しく食べて,心も体も健康になっていきましょう!
減塩効果
塩味を付けるのに,「塩」の代わりに「塩麹」を使用する際には,塩麹はレシピ上の塩の倍の量が必要になります。
例えばレシピで塩が小さじ1杯必要だとしたら,塩麹を代わりにするときは小さじ2杯を使用します。
2倍も使うの!?と思われるかもしれませんが,塩麹に含まれる塩分量は塩の1/4ほどなので,調理に使用する量が2倍だとしても塩分量は塩の半分ということになります。
肉や魚を漬けて調理する際に,漬けたあとに焼いたりする前に塩麹を拭き取ると,減塩効果がアップします。
当たり前ですが塩麹はそれ自体に塩が含まれているので,減塩になるとはいえ使いすぎには注意してください。
肉や魚を柔らかくし,旨味が出る
麹には、代表的な3つの消化酵素が含まれています(アミラーゼ・プロテアーゼ・リパーゼ)。
これらの消化酵素が,肉や魚に塩麴を塗ったり,漬け込んだりすることで,身が柔らかくなり,旨味を出して美味しさを倍増してくれます。
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