農器具庫の扉を作成 ~吊下戸で折りたたみ式~ ②

工房BLOG

レールを取り付ける

前回は開口部を大きくしました。
今回は外したレールを付け直します。

以前は、鉄骨にボルトが溶接されており、3箇所でレールと鉄の扉2枚を支えていました。
これで落ちずつによくもっていたなと溶接技術の高さに感心をしていました。

最初は今回もボルトを溶接をして、レールを取り付けようかと考えていましたが、素人溶接だと強度的に心配があったので、図のようにレールを吊下げようと考えました。

早く扉をつくってしまいたいですが、頑丈に作る必要があるのでじっくり考えながら作業を進めていきます。

塗装

レールを取り付ける前に、錆まくっている柱やレールなどの鉄部を塗装していきます。錆や以前の塗装をできるだけ取ってから再塗装をしていきます。

ディスクグラインダーで錆取り(ケレン)

再塗装を長持ちさせるために、塗装をする前に錆を取ったり、前の塗装を剥がしたりしていきます。
今回もディスクグラインダーを使って作業の効率化を図ります。
ディスクグラインダーが届かない場所は、ワイヤーブラシを使ってやっていきます。

ケレン作業とは、主にトタンや屋根などの鉄部分の塗装をする前に汚れや錆を落とす作業の事を言います。
また塗料の密着度を高めるための作業として、とても重要な作業です。

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錆の上から塗れる塗料で塗装

ケレン作業が終われば、次は塗装です。
養生テープなどを使って周りが汚れないように養生をしましたが、農器具庫ですし、半分外みたいなものなので、あまり気にせずガンガンやっていきます。

塗り終わるとちょっとした達成感を感じます。
グレーになっていますが、最終的にこの上からこげ茶色か黒色を塗ろうと考えています。どんな色がいいかな?????


レールの取付

開口部を大きくしたことによって、レールの位置も上に上がるので、レールを取り付けるための寸切ボルトを鉄骨に付けていきます。

鉄骨に穴をあける

電動ドリルで鉄骨に穴を開けていきます。
寸切ボルトを鉄骨に貫通させ、ナットで取り付けるので、できる限り水平に穴を開ける必要がありますが、多少のズレが許容できるように11mmの穴を開けました。


寸切ボルトを通す

穴に通した寸切ボルトをワッシャーと六角ナットで双方向からとめていきます。




レールを取り付ける

レール受けのついた寸切ボルトにレールを取り付けます。
レールもそこそこの重量があり、3箇所同時に穴を通す必要があるので、3人で作業をしました。
こういう時に人がいるってあり難い!って感じます。感謝!!

今回も小林農房総出での作業になりました。
一人でやっていると、煮詰まってしまう部分がありますが、三人でやっていると、相談しながら作業を進めることができるので、より良いものに仕上がっていきます。
次回はいよいよ折りたたみ式の扉づくりです。頑丈さとデザイン性がうまく両立できるように計画を練ってやっていきます。

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農器具庫の扉を作成 ~吊下戸で折りたたみ式~ ④ 完結編 | 小林農房 (kobayashi-noubou-2022.com)

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